子供さんの髪で起こる問題点。
子供さんの髪が重たい。。
詳しく動画で解説しております。
↓
今日のブログは
子供さんがカットに来ていただいたときに
親御さんからよく聞く お悩み。問題点について。
「髪の量が多いので 梳いて欲しい。」
「量が多くて 乾くのが遅い。」
「だから 軽くして欲しい。」
などなど。
なるほどー 分かります(^_^;)
では その問題点について
本当に原因がそれなのか?
疑ってみることから はじめてみたいと思います(≧∇≦)
陥りやすい 固定観念。
この間もご来店いただいた新規のお子様とお母さん。
小学生女子ですね。
スタイルのご要望とか悩み聞いてみると
「髪の量が多いので梳いてほしい。」
「軽くしたい。」
「乾かすのが早くなるように。」
など。
面白いことに だいたいの子供さんと親御さんが
共通したお悩みをもたれてる。
「髪の量 多いのよね〜 乾くの遅いからいっぱい梳いといてくれる〜」
ってね。
では 願いをかなえるために
いっぱい梳いてスカスカになるぐらいまでしたらいいのか。。?
答えは NOーーーー!!
ですねん(>_<)
スキばさみの場合
その髪に対して スキバサミを入れれる限度 ってあると思うのです。
これ以上入れると
梳いたところと梳いてないところの差が明らかに出ちゃう。
その限度ライン。
(↑入れすぎると こう。。)
なので いつも以上にいっぱい梳いたからといっても
スタイル全体的に軽くなった とは言いがたい。。
だって 根元からはスキばさみ入れれないですからね(汗)
だから 結果、根元だけ量多くて
毛先は限度超えて梳くとぺらぺら。。。
これだけでおかしいスタイルになるの想像しやすいでしょう。。
このことについて詳しく書いたブログは こちら
↓
綺麗な髪だからこそ 起こる原因。。
でも
子供さん本人やお母さんは
量が多く感じて 重たく感じてる。
髪がなかなか乾かないと感じてる。。。
なんでか?
これはですね。
違うところに原因があるのです!
(なにーーーー((((;゚Д゚)))))))
と お客様心の声w
NORI 的に思うに この手の場合
だいたいが
髪の毛一本一本が重たい。油っぽい。
いわゆる 被膜毛 ってやつです。
妙にギラギラして 乾きにくい髪が それね。
ドラッグストアなどで販売されてる
市販のシャンプーなどは
シャンプーなのに髪をサラサラ、ツヤツヤにする成分が含まれてる。
それが シリコンやポリマーなど。
一日の汚れやホコリ、余分な皮脂などを髪から洗い落とすのが
本来のシャンプーの役割。
それが 洗うだけじゃなく
髪をもっとサラサラに。もっとツヤツヤに。との思いを
エスカレートしていった結果
シャンプーに被膜成分が含まれる結果となったわけ。
これが問題の原因だとふんでおります(;^ω^)
子供さんの髪の毛って基本 カラーもパーマもしてませんよね。
バージン毛といってそのままの髪の毛は
それだけで十分その人なりの美しさをキープしてるのです。
自前のキューティクルが自然なサラサラ感と
ツヤ感、しなやかさを維持してくれる。
外部からのダメージを防ぐために
疎水性の性質を持ち ある程度の水は はじく役割を持ってます。
この 疎水性。
逆を言えば 親油性 という性質も持ってる。
油になじみやすい性質。 ということも言える。
よって シャンプーによっては含まれている
被膜成分がバージン毛には より定着しやすい。。
子供さんでしっかりした髪質、直毛、硬い質感。
当てはまる子供たちは
使い続けてるとベッタリしてくるでしょうね。。。
元々 付着しやすいところに
毎日 被膜シャンプー。
日々繰り返し重ね付けされていく。。
想像するだけで重たくなるの 分かる…(;^ω^)
で しなやかさも当然失われるし
乾きも悪くなる(油ついてますからね。。)
ということですね。。
重油にまみれた鳥。。
シリコン、被膜も すべてが「悪」というわけでは決して無いのですが
付着しやすい髪質、髪状態に 毎日せっせとシリコン付けてったら
それはやりすぎ以外のなにものでもない。。
子供さんには必要ないかも知れないですね(素で十分きれいだから♪)
すでになってしまってる方の 救済策は?
では
すでについてしまって 重くなった髪を
いかにして元の ”素髪” の状態に戻していくか。
それはね・・・
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