【ノリのカメラ講座#4】パンフォーカスってなに?
パンフォーカスって知ってる?
久しぶりにやってまいりました この企画(≧∇≦)
【ノリのカメラ講座】のお時間です。
以前の講座も復習しといてねw
↓
【ノリのカメラ講座#0】エントリー機とキットレンズで背景ボケ写真を撮るには?
【ノリのカメラ講座#2】ブロガー理美容師向け 最強カメラ発見!?『FUJIFILM X100F』
【ノリのカメラ講座#3】ブロガー理美容師最強カメラ『FUJIFILM X100F』の魅力♪ともう一つ☆
なんでまた始めたかと言いますと・・・
質問があったから(≧∇≦)
この企画を始めたきっかけとなったゲストさんに 再度、質問もらいました。
それというのが・・・
この前、姫路城に写真撮りに行ったんですけど友達と姫路城 両方撮ろうと思ったら、どっちかにピントが合ってどちらがか絶対ボケてしまうんです。。(>_<)
最終的にスマホで撮っちゃうんですけど(笑)せっかくカメラ持っていってるのに。。友達とお城、両方とも綺麗に撮りたいんですけどどうすればいいですか?
なんていう質問。
うんうん。ありがちーなパターンですねwわかりますよ〜
人と風景を一緒に撮ってる時、人にはピントが合ってるのに、背景の風景はぼやけてる。
両方ピントが合った写真を撮るためには、ちょっとしたポイントがあるんです。
あ、ちなみに全体的にピントが合ってることを
「パンフォーカス」
って言います(^^)
「絞り」の数字を「大きく」する!
デジタルカメラには「モード」の中に、「絞り優先モード」ってのがあると思う。
「A」とか「Av」とかで表示されてるやつね。
ここに合わせると レンズの絞りを開いたり絞ったりできる。
カメラのセンサーに取り込む光の量を 多くするか少なくするかコントロールできるわけ。
で こっからが大事。
絞り値を小さく(F2.8とか)すると
ピントが合ったところ以外はボケやすくなり
絞り値を大きく(F8とかF11とか)すると
人にも背景にもピントが合いやすくなる。
(パンフォーカス)
実際撮って見比べてみました。
左が「F2」、右が「F11」。真ん中のスライダーを左右に動かしてもらうことができます。
[twenty20 img1=”14766″ img2=”14767″ offset=”0.5″]
両方ともペンにピントが合ってるけど、F2は背景がボケてて、F11は背景もどのようになってるのかわかるぐらい鮮明に写ってる。
「絞り値」でこれだけ写り方の表現を変えることができるんですね〜♪( ´▽`)
なるべく広く撮れるレンズを。
それとレンズによって映る範囲は変わってくる。
24mmとか200mmとかで表示されてますが、カンタンに言うと
数字が小さい方(24mmとか)が 広く写せて(広角)
数字が大きい方(200mmとか)が 遠くのものを大きく写せる(望遠)
という特性がある。
これ
広く撮れるレンズの方が背景ボケにくくて
望遠の方が背景がボケやすくなる。
ということですね。
広角(16mm)で撮り。
望遠(200mmぐらい)で撮り。
そんな特性があるんですね〜
なので 風景と一緒に自分も、友達も写りたい!となったら 「広角レンズ」と言われるものの方がいいでしょうね♪
センサーが小さい方がボケにくい。
センサーってのは カメラの心臓部。
そこにレンズから取り込んだ光を受けて、画像処理をして映像化する。
昔のカメラでいう「フィルム」の部分ですね。
ここが大きい方が 余裕があって繊細に光を受け止め、少ない光でも綺麗に写る。
で、大きい方が 「ボケが生まれやすい」
背景ボケというやつですね。
逆に センサーサイズが小さいと
「ボケにくい」
いわゆるまぁスマホで撮った写真とかは その典型。
センサーが小さいのでボケにくい。
そういった理由からなんですね。
あと、だいたいF値は小さいですが広角のレンズなのでボケにくいってのもある。
逆にいえば、全部にピントが合う「パンフォーカス」にはなりやすいので、そういった狙いの写真であればスマホでも全然OKだと僕は思います。
まとめ
ある程度センサーサイズが大きい 一眼レフカメラやミラーレスでパンフォーカスで撮ろうと思ったら
1、絞り値は大きくする(F8〜11ぐらい)
2、広く写るレンズ(広角レンズ)を使う。
3、被写体(人物)と背景(景色)の距離をなるべく近くに配置する。
3は難しい局面もあろうかと思いますが(^_^;)
被写体と背景の距離が離れてるとボケやすく、近いとボケにくい特性があるのでね。一応 頭の片隅に置いといてくださいw
長々と書いてしまいましたが(^_^;)
ゲストさんにも説明させてもらって、納得してもらったので よかった(^^)
これでまたリベンジできますね♪
っと 肝心のゲストスタイルがまだだった。。(≧∇≦)
次回に持ち越しまーす!
♪( ´▽`)