正しいシャンプーの仕方・まとめ
目次
正しいシャンプー方法が美髪を作る
詳しく動画で解説しておりますので
ぜひご覧ください♪
先日、メンズのお客さんから質問を受けたこと。
「髪だんだんと細くなってきて、このまま薄くならないか心配なんですが・・・何かいいシャンプーとかってあるんですかね?」
お客さん
確かに シャンプーは基本、毎日行うもの。それだけに 髪や頭皮に与える影響も大きいです。
できるだけ自分の体や頭皮コンディションにあったシャンプーを選んで使うのは、もちろん大切です。
が
洗い方、シャンプーの仕方が
間違っていたら
全て台無し〜(>_<)
いくらいいシャンプー使っても、それを最大限引き出せる使い方をしないとダメなんです。
モノよりもコト(使用方法)が大事
そこで今日は、いちばん基本的な
「正しいシャンプーの仕方」
を解説しようと思います♪
意外と知られてない”正しい頭の洗い方”
理容室や美容室行くと必ず
最初か最後に 頭を洗ってもらうと思いますが
ちょっと洗ってもらったときのこと、思い出してみてください。。
結構 最初のお湯で流す行程、
長い時間かけてしてますよね
これにはちゃんと 理由があって。
実は
最初の「予洗い」で
髪の汚れの8割は落ちるんです
意外と知らなかったでしょ?
だから、サロンで洗う時はしっかり時間をかけて、頭の前側、頭頂部、襟足部分、耳周り、根元から毛先まで隅々にわたり、お湯を行き渡らせる。
お湯を浸透させて余分な汚れを取り除き、髪をしなやかな状態にする。
そうして初めて シャンプー剤をつける”土台”ができるわけ。
お家でされてるシャンプー方法を皆さんに聞くと、だいたいの方が最初の「予洗い」を、さらっと濡らすだけになってしまってる。。(>_<)
これだと予洗いにならないし、汚れが残った状態でシャンプーに入ってしまい、しっかりとした洗浄ができない。
ここ改善ポイント①ですね
シャンプーのつけ方。
そして 改めてシャンプー剤を手にとって髪につける。

基本使用量は ワンプッシュでいいです。
で 意外とされてるのが
そのまま髪に ベチャって付けちゃう。。
これ ダメダメです(>_<)
ムラになって付けたとこだけしっかり残っちゃうし、髪の量が多い人は シャンプーが地肌まで届かないことも。
必ず手のひらである程度泡立ててから、頭につけましょう。

ある程度でいいですからねw
あんまりアワアワにはなりにくいと思うので
シャンプーの泡は、濡れた髪同士が摩擦でダメージを受けないように泡で守る役目があるんです。
泡立つには
シャンプー剤 + 水 + 空気
がバランスよく混ざり合うのことが必要なので、髪につけてから空気を含ませて泡立てる、という方法でいいです。
ここは改善ポイント② ね♪
頭の洗い方
みなさん 自分の頭を洗う時はどうやってます?
指を立てて ゴシゴシ洗う?
それがいちばん一般的な洗い方なのかもしれませんね〜
でもそれ、実は
頭皮を洗う場合は特に必要ない洗い方なんです
かくと 気持ちいいからみんなやってますけどね(^_^;)
シャンプーの主成分「界面活性剤」自体に 汚れを浮き上がらせる効果があるので、しっかり行き渡らせれば汚れは浮かせられる。
「かく」洗い方じゃなくて 「もみ洗い」をすれば、頭皮の筋肉もゆるまり血行も良くなって、毛根にもいい影響がでます。
そちらの方が 理屈的にはいいのですが
でも 「かく」と気持ちいいですもんね〜w
だから 絶対だめ! とは言いません
大事なのは「やり方」
絶対に爪を立てないようにして「指の腹」でマッサージをするように動かす。

つめ先じゃなくて 「指の腹」ね。
で 頭皮を「かく」のじゃなくて
指の腹で頭皮を捕まえて大きく動かす
といった感じで。

すると かいたスッキリ感もあるし、頭皮を動かすことにもつながるし、マッサージ効果が高まります♪
これもちょっと意識して やってみてください。
そして、ロングヘアーなどの女性に向けてお伝えしたいこと。
基本的なシャンプーの考え方は同じなんですが、メンズとレディースで大きく違う部分がある。
それは
”髪の長さ”
特に 女性のロングヘアーの方はしっかり意識してやってもらうポイントがあります。
それは・・・
「髪の毛の先まで洗えているか?」
毛先までモコモコの泡に包まれているか?ってトコなんです。
勘違いして欲しくないのは
毛先までゴシゴシこすらないこと!
シャンプーの泡がついて、しっかり馴染むだけで、髪に付いた汚れや被膜成分は浮き出てくるので、あとはそれをしっかりすぎるぐらい
すすぐ! だけです
意外とこれできてない方が多い。
頭皮近くは一生懸命泡立つまでしてるけど
毛先は シャバシャバだったり。。(^_^;)
これだと DO-Sシャンプーの良さが
発揮できてないんですよね。。
ショート・ミディアムぐらいだった方が
髪伸ばしたい てことでロングにしていく。
その過程でだんだんと髪重たくなるパターンがあるんですが、だいたい
ロングヘアー用の髪の洗い方ができていない。
ショートやミディアムの時と同じ感覚で、頭皮が泡立つようにだけ意識してシャンプーしてるから、髪の毛が洗えてないようになるんですね
この洗い方、考え方が
改善ポイント③ね。
予洗い・シャンプー。ときたら 次は・・・
順番的に考えれば、答えは簡単かもw
ズバリ
「すすぎ」
シャンプーを洗い流す行程です。
実はこれが ノリ的に
”一番重要なポイント”
だと思うんです。
ん? 流すのが?
そんなの簡単じゃん。
どうしたって一緒でしょw
と思われるかもですが
そう思ってる方が一番危険かも
(^_^;)
というのも
簡単、どうしたって一緒 と思ってると
重要さが分からずに ささーっと流しちゃってる可能性『大』!!
なんです。
実はこれが
薄毛や抜け毛、髪がうまくまとまらない原因の一つになってる可能性がすごく高いと思うんですね。
なぜ すすぎを簡単に済ますとダメなのか
シャンプーでしっかり洗って泡が付いてる状態。
この泡には
髪や頭皮についてた汚れや油などが包み込まれている
シャンプーの主成分である 界面活性剤が、髪や頭皮についた汚れを、水となじませて浮き上がらせ
泡で包み込む。
その泡が まだ頭に付いてる状態
ここで すすぎが不十分だと
汚れを含んだ泡が
頭皮に残っちゃうことになる
これは恐ろしい。
汚れが残るので毛穴に汚れが詰まることがあるし、何より頭皮の痒みや炎症の原因にもなる。
当然 健康な髪が生えてくる頭皮環境じゃないので、細い髪が生えてくる可能性も高くなる・・・汗
こりゃ一大事 ですよね。。
すすぎ残しが よくみられる部分
これはズバリ
前頭部(額の生え際)や頭頂部
ピンク丸で囲った部分ですね。
この黄色の矢印の方向、これが「毛流れ」の方向です。
これををよくみてください。つむじから毛流れが始まって頭頂部・前頭部は、ほぼ前に向かって生えてますよね。
ということはこの部分の髪は、前に向いて倒れ気味に生えてるってこと。
これは
前方向の根元部分は
泡とかが取れにくい
ということなんです。
そして、お家でシャワーで流す時、一番多いと思われる流し方は
頭を下にさげて
後頭部からシャワーを流すやり方
今までのノリリサーチの結果、この方法が最多でした。
流し方は一般的ですし、これでも いいのです。
いいのです・・・
んが
すすぎ残ししやすい部分は
一工夫必要になる。
しっかりすすぐためには
指の腹で額方向から頭頂部にかけて
しっかり指を通して
優しくかきながら流す
指で地肌を感じて、シャワーのお湯がしっかり頭皮にまで行き渡るように意識しながら。
特に前頭部と頭頂部ね。
これを時間をある程度かけてしっかりと洗い流す。
これを意識してするだけでも すごく改善されると思います
とにかくしっかり。1分以上は流してね
自分が思ってる以上に、すすぎが足りない方が多いような気がする。
髪や頭皮の調子が良くない。カユミがある。薄毛がきになる。。
なんて方は、とりあえずシャワーでの流しをしっかり1分以上してください。(メンズの場合)
女性のミディアム・ロングヘアーの方は、2〜3分はすすぎたいところ
しっかり流すことを意識して、継続すると 成果が出てくると思いますよ(^^)
これが
改善ポイント④
ですね
ここまでのまとめ
①「予洗いを時間かけてしっかりとする」
②「シャンプーのつけ方」
③「頭の洗い方」
④「最後のすすぎ」
この4点となります。
まずはここをしっかり見直してみてください
最後まで 気を抜かないで〜
すすぎが終わったら 一安心♪
これで シャンプーの洗い方 完璧やわ〜(≧∇≦)
と思ったそこのあなた!
最後まで 気を抜かないようにね。
乾かすまでが1セット。
家に帰るまでが 遠足ですからね。
(≧∇≦)
実際 シャンプーに関しては、すすぎしっかりして完了ーなんですが、お風呂あがって バスタオルで
体 拭きますよね。
顔 拭きますよね。
頭、髪も 拭きますよね?
そのドライ方法も正しいやり方を知っておいてもらいたい。
これによっても髪の状態や結果が違ってくるから。
まず やっちゃいがちなこと 第1位。
ゴシゴシ 力ずくで擦りまくること(汗)
濡れている髪は すごく すごーく 繊細。
擦ることで、濡れた髪同士が摩擦しあって
キューティクルがボロボロになっちゃう。。
髪が傷む = 引っかかる
結果 抜け毛の原因にもなります(怖)
髪が細くもなるので、密度が薄く感じるようになり、量が少なく感じることも。。
これも 避けたいところですね(^_^;)
正しい タオルドライの方法は
頭ごと髪を包み込んで
タオルに水分を映すようにモミモミ
この時、多少 頭皮をゴシゴシしてもいいですが、なるべく髪同士が擦り合わないよう意識してやってね。
髪自体は タオルに水分を移すイメージで揉み込んでいってください
ゴシゴシするのと比べても 水分がなくなるスピードってそれほど変わりませんよ
このとき使うタオルは、吸水性がいいタイプが断然おススメ!
髪用のマイクロファイバー製なやつなどいろいろあるので、自分にあったやつ見つけてくださいね(^^)
必ずクシorブラシでとかして
これショートの方は意外とやってない人多い。
濡れてる髪をタオルで拭き取ったまま乾かすと、キューティクルが整わず綺麗に見えなかったり、見えないレベルでの絡まりなどがあり、結果ダメージにつながる。
必ずやさしくクシで髪をとかしてから乾かしましょうね
最後は必ずドライヤードライ
ま・さ・か
タオルドライしてクシでとかして、そのまま自然乾燥。
そしてそのまま 就寝。
なんてことは
してないですよねぇ〜
( ̄ー ̄)
それ
レッドカードですよ レッド
(髪の毛も○ーニーみたいになっちゃうよ汗)
最後は しっかりとドライヤーで乾かさないと。
自然にほっといても、短いメンズの方だと 乾いたように感じるかもですが
頭皮付近は髪が密集してる場所なので
水分や湿度を保ちやすく
意外と 完全には乾いてない。
湿った頭皮は
細菌の温床にもなるし それによって痒み、痛み、抜け毛の原因にもなる。
最後まで 気を抜いてはいけません。。
と言ってもドライヤーで乾かす。このことをそんなに難しく、面倒くさく考えなくてもいい。
地肌、髪の根元にドライヤーの風を送るようにぶわーっと乾かせばいいだけw
この時も、髪の生え方、生えてる方向が重要になってくる。
こんな風に 髪の流れってなってるのですが、この矢印に対して
横方向から ドライヤーの風をあてる
こんな感じで。
すると 無理なく髪の根元が起こされて、地肌も乾くし髪も乾きやすくなる。
この時
手の指の腹で ジグザグにかきながら
風の当たる方向に向かって 動かしていくと
髪がバラバラに分かれて 風がより入りやすくなる
ので、オススメです♪

ん?イマイチわかりにくい?
なら動画で参考にしてもらいましょう。
(0:35ぐらいからドライヤーです)
結構、大胆にやってもらってOKです(^^)
しっかり根元の髪を起こす。根元にドライヤーの風で空気を入れる。そんなイメージでやってみてください。
おめでとうございます
これにて 一通り完了〜♪
ヽ(*^^*)ノ
まとめ
いかがでしたでしょうか
正しいシャンプーの仕方。
それ知ってる〜 っていうのもあれば
へー そんなやり方もあるんや〜
っていうものあったかと思います。
プロの理美容師が、幾多の経験と実践で導き出した
現時点で better な方法だと考えてます。
ぜひ 取り入れてみて、イキイキとしたヘアスタイルライフを過ごしてください♪( ´▽`)
わからないとこあれば、いつでも質問してくださいね。
LINE@が便利です(^^)
↓
ってことで 今日はここまで!
最後まで見てくれて ありがとうございます♪