白髪染めをちょっと明るくしたい→ムズカシイ。。その理由とは
この記事を書いている人 - WRITER -
兵庫県たつの市でヘアサロンをしてます「佐々木規史(ささきのりひと)」です。「ノリ」と呼んでください(^^)
ぺったんこになりやすい髪を素敵にボリュームアップ・デザインすることが得意♪
レシェルブゲストさんのビフォーアフターやヘアに関するお役立ち情報、セルフスタイリングのコツなどを更新中。たまに趣味の写真やカメラのことも(≧∇≦)
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「ちょっとだけ明るくしたいんですけど・・・」
今日は昨日宣言した通り
白髪染めカラーに関する注意点についてのお話。
続きものなのでそれまでのも見ていってから
本編へどうぞー
↓
白髪染めベースの髪にカラーするときの注意点。
これは お客様にもよく言われる要望なんですが
白髪染めしてるお客様に
「もうちょっとだけ明るくしたいんだけど~」
と言われる。
「理美容師あるある」ですよねーw
これね。
簡単ではないの。。(^_^;)
「えー 元々茶色い髪をちょっと明るくするだけやん
そんな難しくないでしょ~」
って思われるかもですが
前回の白髪染めしたときの髪の状態イラスト
改めて見てみて。
まずは染める前
↓
で 染めたあと(リタッチ)
↓
この髪全体の「ブラウン」を表してるのは
人工的な染料によるものが多い。
(酸化染料)
元々 白髪が多い割合の髪を染めて
希望の明るさ、色味にしてる状態で
ヘアカラーのように
黒髪から明るくしつつ染料を定着させた状態とは
大きく異なる。
染料の含まれる割合がね。
ここをまず理解しておいてもらいたい。
染料部分を明るくしたらいいんじゃない?
で 通常
8レベルのブラウンをちょっと明るくしたいと考えたら
もう一つ明るい 9レベルのカラーをしたら
ちょっと明るくなると思いますよね?
がしかし、これが・・・
ならないんですー(T▽T;)
なぜかって?
それは・・・
そもそも9レベルのヘアカラー剤に含まれる
ブリーチ成分は
黒髪(メラニン)を明るく(脱色)することはできるが
染料は取り除くことができない(明るくできない)。
という事実。
染料部分をブリーチ(明るく)するには
ブリーチ剤 を使うか 専用の脱染剤 を使うしかないです。
今のところ。
で ブリーチや脱染剤を使って明るくするときは
狙った明るさや色味には 一度では狙いにくい(汗)
とりあえず染料を落とすのがメインなので
色味とかは二の次。
こだわってするなら、
もう一度上から色味を補充するカラーをしたほうがいいですね。
そして、全体的にカラーをするということは
少なからずリスクを伴うことになる。
質感が悪くなったり、まとまりがなくなったり、綺麗な色になりにくかったり。ね
綺麗になるためにカラーをするのに、バサバサになったらイヤでしょ・・・(^_^;)
ノリ的おすすめ♪
なので ノリ的には
”全体をちょっと明るくする” を目指すより
”部分的に明るくして、全体明るく見せる” 方法
の方が おすすめ♫
いわゆる 「ハイライト」や
「セクションカラー」と言われるものですね♫
これなら ヘアダメージも最小限に抑えられるし
失敗のリスクも抑えられる。
何より おしゃれだしね♪( ´▽`)
このような理由で ちょいと工夫と手間が必要なので
もし どうしても明るくしたいー
って考えられてる方は、予約されるときに
「白髪染め(黒染めも含む)してるんですが
ちょっと明るくしたいんです!いけますか!?」
て 聞いてください(^^)
カウンセリングや技術時間など
それなりの時間枠をとりますので
言っといていただけるとありがたいです♪
これで ”白髪染めをちょっと明るくしたい。は意外と難しい” 理由を
ちょっとでも理解していただけたらいいなぁ~なんて
思って書いてみました。
あ そうや。
カウンセリング時に このブログ見てもらおーっとw
ってことで 今日はここまで!
最後まで見てくれて ありがとうございます♪
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