「パーマしたい」方へのお手紙#5・縮毛矯正した髪について
縮毛矯正(ストレートパーマ) しました??
もうちょい続きますよ〜 このシリーズ
前回までの復習しておいてね
↓
今回は
縮毛矯正(ストレートパーマ)した髪についての お話。
ちと シビアな話になるかも・・・(汗)
今現在の 髪の中で
以前に 縮毛矯正した部分はあるか?
ってことなんですが・・・
もしあるとして、
そしてもし、そこにパーマするとしたら
それは、なかなか厳しい条件だということ。
これをちょっと理解してもらいたい。
そのような状況の方のパーマは
お断りされてるサロンもあるぐらいですからね。
状況によりけりですが
うちは できそうだったらさせてもらいます♪
僕が判断してね。
もしかしたら思い通りにはいかないかもしれないと
お客様には伝えて 了承済みで(^^)
というのは それぐらい
「不確定要素」
が多い施述になるんです。
なんでか
そもそも 縮毛矯正とは
アルカリと還元剤で軟化させた毛髪を
高温のアイロンでまっすぐに矯正し
2剤処理で再結合させる技術。
この
高温アイロンでストレートに矯正させる
という部分
熱処理によるタンパク変性で
強固にストレート形状を維持させている。
僕の勝手なイメージだと
キューティクルまで半分溶解させて ストレートに固定させてるイメージ。
(あくまでノリ的妄想ね。)
だから 濡らしてシャンプーをしても
また乾かすとストレートの状態を維持できてるんですね。
これをいざ パーマでカールもしくはウェーブに形状変化させるのは
かなりのパワーが必要。
当然 矯正と同じく 熱のパワーがいる。
となると
「デジタルパーマ」
か
「コテパーマ」
しか選択肢なくなってくるわけですね。
あ
これも あくまで僕がする場合の考え。
もしかしたら それ以外でもできるって人もいるかもですが
自分にはちょっと難しいと思ふ・・・(^_^;)
し・か・も
デジタルパーマをしたからといっても
イメージ通りのカールになるか、質感になるか・・・
やってみないとわからないー(^▽^;)
正直なところーw
もともとの髪がくせ毛で、中身が詰まってる髪だと
綺麗にパーマ当たるかもしれないですし
もともとそんなにクセなくて、でも膨らむから縮毛矯正して
高温処理して かたーい感じのストレートになってたら(いわゆるタンパク変性)
パーマ難しいかもしれませんし。。
上の例のように判断基準は何個かあるんですが
例外も出てきたりしますし。。(^_^;)
ほんと 不確定要素が多い。。
なので
「いずれ パーマしてみたいな~」とちょっとでも考えられてる方で
縮毛矯正しよう!と思った時は
ちょっと待って!
本当に必要か、よく担当美容師さんと相談して!
で その時
「もしかしたらいずれ パーマスタイルもしてみたいな~
興味あるんです~♪」
なんて お伝えください。
ちゃんと考えてくれてる理美容師さんだったら
これだけでも全然違うから。
後々のご自身のヘアスタイルのためにね。
担当理美容師さんが
先のことも考え 提案してくれると思います。
ノリだったらどうするか
もし僕でしたら
やっぱりパーマをあてる可能性がある部分(例えば中間〜毛先にかけてとか)はストレートせずに、根元ストレート&毛先はカールができる可能性を考える。
これですかね〜
だいたい、ストレート・縮毛矯正したい方って
根元付近や髪表面のうねりやポワポワ毛、ボリュームを気にされると思うんです。
そこはストレートに、キューティクルも艶やかにまとまってほしいところ。
それはわかる。
でも、毛先はツンツン真っ直ぐにしたいわけじゃないですよね
大多数の人は。
じゃ、そこはナチュラルなカール、ウェーブでいいんじゃないかと思います。
ま、それするのが難易度高いんですけどね〜(^^;;
今までの履歴、髪の状況、コンデションにもよるので
十分に診断、相談の上、しましょうね(^^)
ツンツン、硬くなっちゃった縮毛矯正した毛先は
切って少しずつ短くしていって
伸びてきたらパーマ、という方法の方が
安全で成功確率高くできると思います。
全ては
その時その時に
一番輝けるヘアスタイルになるため。
そのための施術が受けれる状態をしっかり伝えて、提案する。
そんな想いで させてもらってます♪
理美容師さんとの協力作業が大切ですよ〜 ってお話でした♪( ´▽`)
続く〜
ってことで 今日はここまで!
最後まで見てくれて ありがとうございます♪