その人に合わせたボリューム位置の出し方【ショートパーマ】
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兵庫県たつの市でヘアサロンをしてます「佐々木規史(ささきのりひと)」です。「ノリ」と呼んでください(^^)
ぺったんこになりやすい髪を素敵にボリュームアップ・デザインすることが得意♪
レシェルブゲストさんのビフォーアフターやヘアに関するお役立ち情報、セルフスタイリングのコツなどを更新中。たまに趣味の写真やカメラのことも(≧∇≦)
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タマキさんの素敵パーマの作り方
今日は昨日の続き
タマキさんのショートパーマのポイント、技術的解説です〜
↓
どんなことを考えて、タマキさんのパーマしたのか
解説します♪
ぺたんこになる人の場合、どこにボリュームを出す?
タマキさんの元の髪質は
柔らかく、細い、少しのクセがある、毛量は普通ぐらい
といった感じ。
ペタンとなるからボリュームアップを=パーマ
って図式なんですが、ただ闇雲に全体をボワーンとボリュームアップ〜
ってしていい感じになるかといえば、そうではないんですね。
「美しい」と感じるヘアスタイルは、ファッションと一緒で「出るとこと引っ込むところのバランス」が大切。
そう考えてます。
(左がbefore・右がafter)
青い矢印は、へっこんだりボリュームが出てない部分
赤い矢印は、でっぱってボリュームが出てる部分
これを入れ替える、トップはボリューム、首元はキュッと締めて、とすると
理想的な「ダイヤモンドシルエット」となるんですね
素材を見極め、合わせる技術
この理想的な「ダイヤモンドシルエット」にするために
大切にしてるのが
「素材の見極め」
今回、特に重要視したのが
「頭の形」
なんです。
実はタマキさん、こんな頭の形をされてたんです
(赤のライン)
↓
なかなか珍しいんですが
てっぺんが尖って高くて
横の角の部分が凹んでる形
後頭部は凹んでて、その下、首元の上あたりは骨がぽこっと出てる
でまた首元にかけて急激にくびれてる
という形。
人それぞれ違う頭の形をしっかりと理解して
それに対してどのようにパーマでボリュームを作れば、ダイヤモンドシルエットにできるか
それがとっても大切だと思うんです。
そこで今回、考えたのが
トップにはあまりボリュームを出さず、角の上にパーマのウェーブが乗っかるイメージでボリュームアップ
後頭部も、凹んだところにウェーブが乗っかり、動きとボリュームが出るように調整して巻く
というもの。
赤の矢印のところはマイナスに
青の矢印のところはプラスにしていくって考え方ですね。
イメージ ↓
(独創的画でスンマセンw)
そして、パーマでこれを作った後に
カットで、マイナスにしたいところを削っていく
メリハリをつけることで、よりボリュームアップに見えるし、くびれも強調される
パーマはプラス。カットはマイナスの考えで
狙ったところにそれができるように、パーマもカットも工夫をしてます。
というこだわりでした(^^)
こんな風に、その人その人に合わせて
思考をめぐらせ、様々な工夫をして
デザインは完成してるんですよ〜ってのを知ってもらえたら嬉しいです(^^)
ってことで 今日はここまで!
最後まで見てくれて ありがとうございます♪
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